『アイディアの作り方』
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
お盆休みも終わりましたが、読もうと思っていた本は全て読み終えることが出来ました。意外に有益なお盆休みだったかもしれません。
休み突入前に読もうと思っていた本ではありませんが、追加で表題の書籍を読み終えました。

この本ではアイディアの作り方の一般論が書かれています。
アイディアの作り方に決まった方法などあるのか?という疑問を持つ方は多いと思いますが、この本では具体的な手順が書かれています。
1つ目の手順としては、資料を収集するというものです。
資料にも二種類あり「一般的資料」と「特殊資料」です。
一般的資料とは言うなれば一般教養のことです。
アイディアは既存の考え方や方法の新しい組み合わせであるとこの書籍では定義されていて、その既存の考え方や方法を幅広く知るために一般的資料が必要だと言われています。
そして、どのような組み合わせを作るかに必要なのが特殊資料になります。
たとえばケーキを売りたいと言った時に、ケーキの歴史やケーキの栄養成分、またケーキが食べられる場面やプレゼントとしてケーキを送るような場面についての知識を得るために必要となるのが特殊資料になります。
2つ目の手順としては頭の中で収集した資料の色々な組み合わせを考えることです。
実務的な方法としては、既存のアイデアや方法をカードに1枚1枚書き、色々な組み合わせを考える方法や新聞記事のスクラップを集めておき、それを色々と組み合わせてみることが挙げられます
そして3つ目の手順は一旦放置することです。
意識的に考えることをやめると頭の中で勝手に整理され始めます。
無意識的に常に新しいアイデアを考えている状態と言えます。
そうすると自然に4つ目の段階が訪れます。
散歩をしている時やお風呂に入っている時に突然新しいアイディアが湧くことがあります。リラックスしているときに生まれることが多いようです。
そして5つ目の手順としてその新しいアイデアを実務に落とし込むという作業をする必要があります。
この本はとても薄い本で、1時間もあれば読み終えることができますが、名著だと言われています。アイディアの作り方を論理的に書いた本は他にあまりなくアイディアの作り方のバイブルと言えるでしょう。
アイディアを必要とする仕事をされている方はぜひ。
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