こんばんは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の、若手公認会計士・税理士の安田です。
甲子園の交流試合が始まって、少しばかり夏休み感が出てきましたが、やはりトーナメントで優勝を決める大会でないと緊張感がありませんね。
本当に記念試合という感じです。
こんな大会を開催するくらいなら無観客で良いから普通に甲子園大会を開催したら良いのにって思いますけどね。青春を奪われた記憶は一生残るでしょう。
さて、標題の書籍を読み終えました。

内容としては、空港で足止めを食らった35歳のサラリーマンが、70歳くらいのおじいさんから仕事や人生に関する色々な教えを受けるというもの。
教えとしては2つ。
1つは、目標なんていらないということ。
2つ目は、興味が湧くことや楽しいことに毎日取り組み続ければいずれ成功するということ。
ビジネスで成功した人がとかく言われがちなのが「あの人は運が良かったから成功した」などという言葉です。
この言葉をある程度肯定しながらも強く否定しているのがこの書籍です。
成功している人は常に仕事や生活の中に問題意識を持ち、解決策を常に考えていて、そのうちの一個が当たったということが多いです。
UNIQLOの社長の書籍のタイトルのように「1勝9敗」でもビジネスの世界ではかなり成功率が高い方です。
10個の新規ビジネスを立ち上げ、そのうち1つでも当たれば十分稼げます。
そういう事実を知らない人たちが成功者に対して「あの人はたまたま〜というものを思いついた」などと言うのは現実を知らないから言えることです。
マジックテープやポストイットが発明された経緯などを説明しつつ、日々の絶え間ない取り組みが功を奏するということが説明されています。
1つ目の教えの、目標はいらないというのは個人的にはあまり同意できません。目標があってこそ頑張れるという部分もかなりあるので。