『新・日本の階級社会』

おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。


標題の書籍を読み終えました。早稲田大学の先生が書かれた本です。


小泉内閣の頃に”格差社会”という言葉が流行りましたが、それがいまや”階級社会”となり、固定化が進んでいっているという内容の書籍です。


1970年代には”1億総中流社会”なんてワードで表現された日本社会が、今や格差社会を通り越して、固定化された階級社会になりつつあるという内容。


具体的な階級は以下の図の通りです。


この分類だと、自分は「旧・中間階級」に所属していることになります。


それぞれの階級別の数値の統計結果なども掲載されており、興味深かったのは成人男性の体格比較で、資本家階級の成人男性は平均で173.2cm、72.9kgですが、アンダークラスだと169.4cm、65.8kgと、身長で3.8cm、体重で7.1kgも差があるという点です。


割と衝撃的な結果ですよね。



階級が固定化する原因としてはやはり親の収入だそうです。


教育機会の平等が叫ばれていますが、現実の世界は平等ではありません。

今の休校期間でも、富裕層は家庭教師をつけて子供の教育が遅れないようにしていると思いますが、そこまで裕福ではない家庭だと、家庭教師なんてつけられません。

この3ヶ月で子供の学力差は開くばかりでしょう。


著者は、階級の固定化には反対の立場からこの書籍を書いており、大きく分けて3つの方法を挙げられていますが、ベーシックインカムについても賛成の立場を取られていました。


「ベーシックインカムを支払うと働く意欲を失う」という意見があるようですが、現実は逆の要です。


既にオランダなどで実験的にベーシックインカムが給付されたことがあるようですが、これまで失業手当や生活保護の打ち切りを恐れて働こうとしなかった層が、「稼いでも失業手当や生活保護を打ち切られないなら働こう」と考え、以前よりも就労人口は増えたようです。


実際いますよね、失業手当が給付されるギリギリまで形だけハローワークに行って、もらい終えたら真面目に就活しようという方。


コロナ騒動で経済がボロボロになり、今後更に格差は拡大して階級の固定化が一段と進む可能性が高いです。


政府に期待することは正直あまりできませんので、自助努力で何とかすることをまず第一に考えた方が良いと思います。勉強しない者は搾取されますからね。

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