お金とやりがい関連ネタ2つ(2/2)
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
日本では、お金を稼ぐことは悪いことのように言われますが、これは一種の洗脳教育のようなものだと思っています。政府としてはあまり自営業者等を増やしたくないのです。
税金の世界にはクロヨン(9・6・4)という言葉があります。
サラリーマンは所得の9割を税務署に捕捉され、自営業者は所得の6割を税務署に捕捉され、農家は所得の4割を税務署に捕捉されているということを表しています。
※ 私はよく分からないですが、農家は現金取引が多く、所得をきちんと集計していない・申告していないことがよくあるらしいです。
サラリーマンは源泉徴収という制度を政府が上手く構築したことにより黙って税金を納めてくれるので政府にとって都合が良いですし、彼らは税金を支払っているという意識も低いため、税金の使途に文句を言ってくる人は少ないです。
お金を求めて自営になってまともに税金の申告をしない人を増やすよりも、全員安定してそこそこ稼いでそこそこ納税してくれ、税金の使途にも興味が無いサラリーマンを増やしたいということです。
また、お金とやりがいは比例する部分があります。
お客様から頂けるお金の多寡は、提供した価値を表しています。
高くても購入する・申し込む方が多いということはそれだけの価値を提供しているということであり、それに見合った感謝をされます。
実際、期限ギリギリの申告案件などは、高い価格を提示しても申し込まれますし、期限までにきちんと対応するとメチャクチャ感謝されます。
やりがいとお金は二者択一のものではなく、別物もしくは比例するものだと考えた方が良いです。
やりがい搾取を受けないように気を付けましょう。
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