こんにちは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
ふるさと納税の還元率が4月から改悪されるということで、「3月中にふるさと納税しておきたいので、私のだいたいの限度額を教えてもらえませんか?」との相談を顧問先様から受けまして、先ほど計算を終えました。
これまで、私も会社員だったので、さとふるのサイトで目安金額を計算してもらって、それより少し少なめの金額をふるさと納税していましたが、今年1年はフルで個人事業主なので、個人事業主の前提で限度額を計算しないといけません。
自分の限度額計算のためにも良い機会でした。
ふるさと納税の限度額は以下の算式で計算できます。
【(個人住民税所得割額×20%)÷(100%-基本分10%-所得税率×復興税率1.021)+自己負担2,000円】
これを計算するためには事業計画が必要です。
サラリーマンであれば収入は給与収入、経費は給与所得控除のみなので計算が簡単にできますが、個人事業主の場合、事業所得が必要となります。
とりあえず事業計画を作って、限度額の目安の7割くらいを3月中に寄附して、残りは実績が見えてくる12月に寄附することをお薦めします。