おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
昨日のニュースで流れていましたが、投資会社「テキシア・ジャパン」の経営者が詐欺の疑いで逮捕されたと。
知人男性に「毎月3%の配当がある」などと嘘を言って合わせて6,400万円をだまし取った疑い。
これ、信じる人いるんだってビックリしました。月3%って年利36%ですよ?
そんなおいしい投資話、あるわけないんですよね。実際に自分で投資をしたことが無いから、「こんな収益率ありえない」とは気づけなかったのでしょう。
どんな凄腕のトレーダーでも毎月3%の配当出せるほどの運用は無理でしょう。。。
こういうのって、絶対的に騙す方が悪いに決まっているのですが、騙されないための対策をもっと国を挙げてできないのかなと思ってしまいます。
「金儲けは汚いことだ」とか、そういった価値観を小さいころから学校で植え付けるからお金の知識を得ずに社会に出て、それからサラリーマンずっとやってたら自分で税金申告することなんて一生ないでしょうから、税金の知識もつかない。
定年後に退職金としてまとまった金を手に入れ、上手い話に騙されてしまう。
日本における典型的な高齢者への詐欺のパターンはこうしてできているんだなと思います。
もっと学校で色々教えたら良いのにと思いました。