ゴーンショック、、、


おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。


昨日は衝撃的なニュースが夕方に出ましたね。ゴーンが逮捕って、、、


しかも容疑が金融商品取引法違反で、有価証券報告書に記載した役員報酬の額が少なかったという容疑。


専門家から見ると、「この容疑で逮捕までされるのかな」というのが正直なところ。


有報に掲載される役員報酬の記載額”だけ”を意図的に少なくするためにはいくつかのハードルがあります。


①役員報酬として会計処理した金額とズレる=会計システムの数値と有報記載額がズレるので、監査法人が少なくともそこはチェックして修正させるはず

②法人税の申告で、「役員給与損金不算入額」の計算時に必ずチェックするはず

③会社法で役員の報酬総額を決定しているはずなので、それを超えていたら明らかにおかしいと指摘されるはず


以上より、有報の記載額”だけ”をちょこっといじるのでは絶対にバレると思います。


なので、そもそも計上する役員報酬から誤魔化していたのでしょう。

順番的に言うと、所得税・法人税で申告されている役員報酬の金額がおかしい → 有報の記載額がおかしいの方がスッキリ頭に入ってきます。なので容疑が金融商品取引法違反というのは最初イマイチ理解できませんでした。


おそらく会社法違反、所得税法違、法人税法違反の疑いがあり、その調査を行なうため、身柄を拘束するために金融商品取引法違反で逮捕したのでは?と私は思います。


カリスマが逮捕されると、その人の功績・信頼が全て崩れ去りますね。こういう”せこい”罪だと余計に。


信頼を積み上げるのは時間がかかり、崩れ去るのは一瞬ですね。

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