不労所得で生きていくために必要な資産額
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
「不労所得で生きていきたい」と考えている方もいるでしょう。
「生きていく」の定義にもよりますが、月25万円あれば普通の生活は出来るでしょう。
年収で言えば300万円です。
つまり、不労所得の手取年収で300万円を得られれば、「不労所得で生きていく」を実現できるでしょう。
株で考えてみると、配当利回りの高い銘柄でも6.5%くらいです(JTやREITなど)。
税金として20%もっていかれますので、手取で言えば5%を前提に考えてみましょう。
300万円÷5%=6,000万円ということになります。
JT株を6,000万円分購入し、配当額がずっと変わらなければ毎年手取で300万円入ってきます。
そのためには、まず購入資金の6,000万円を貯めないといけません。
純粋に毎年200万円を貯め、6,000万円貯まったら一気に買うとすると30年かかります。新卒から働きだすとして52歳。これではあまり魅力を感じません。「あと10年くらいなら働くか、、、」となりそうだからです。
では毎年200万円を貯め、毎年JT株を買い足すようにすると、、、
おおよそ19年で6,000万円に到達します。FP試験で出てくる年金終価係数などを使えば計算できます。新卒からこの計画で進めていけば40過ぎにはセミリタイアも夢ではない?
これ、現実的と思えるかどうかは各人の生活水準によるでしょう。
先ずは地道に働き、種銭を獲得するところから始めましょう。
最新記事
すべて表示おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 神戸市から手紙が届き、なぜか2018年分の住民税が還付されることになりました。 住宅ローン控除の適用がきちんとできていなかったようで、34,000円ほど還付されます。 所得税で控除しきれなかった住宅ローン控除額は、一定額を限度に住民税から控除できるのですが、その計算を市が間違っていたようです。 開業して
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 昨日は証券市場でとんでもないことが起こったようですね。 東証が丸一日取引停止となったとのこと。 原因はよくわかっていないですが、一日取引が出来ないというのはとてもリスクがあります。 「買おうと思っていた株が買えないリスク」ではなく、「売ろうと思っていた株が売れないリスク」の方を心配しないといけません。