事業計画を作る意味
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
これまで勤めていた会社でも事業計画を作っていましたが、「これ意味あるのかな」と思っていました。監査法人時代の関与先ももちろん作っていました。
目標未達なら統括取締役から怒られるので、保守的に数字を作る会社が多かったですが、完全に”目標予算”になっていて、毎回未達の会社もありました。
予算を作っておいて、実績との比較をほとんどしない会社もあります。
予算を作ること自体が一種のお祭りみたいなイベントになっていて、予算作って満足していることもよくあります。
赤字の部門が予算作るために必死で残業して、残業代で更に赤字を膨らませたりしていることもあります。
事業計画を作る意味は以下の4つかと思います。
(1)役員・従業員の目標にする
(2)目標達成のために必要なアクションを考える
(3)資金繰りのために必要(資金繰りが厳しい会社にとってはこれ非常に重要です)
(4)会計処理のために必要(減損会計等)
自分も来年の売上予想を作ってみました。
税理士業務は顧問契約なので、売上がとても読みやすいです。
公認会計士業務はタイムチャージが多いので、なかなか予算を立てることが出来ません。
当面は、この将来が読みやすい税理士業務での売り上げを増やしていこうと思います。
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おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 菅内閣になって地銀再編が方針として掲げられていますが、現在、地銀の6割が赤字という異常事態です。 独立開業して以来、地銀の役割がよく分からなくなってきました。 大企業 → メガバンクから融資 中小企業 → 信用金庫から融資 あれ、地銀は?という感じです。 中小企業を設立してすぐに地銀に口座開設の申し込み