おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
コロナウイルス関連の休業についての補償や融資の対応に関して、サラリーマンと自営業で差別されているという議論がされています。
サラリーマンが休業した場合、1日あたり一定額までは補償するが、自営業の場合は融資で乗り切れということのようです。
これだけで自営業が損だとか差別だと言うつもりはありません。自営業は何かあっても補償されない、そういうもんだと思っています。
どちらかと言えば、これは「従業員を雇っている個人事業主や経営者への補償」なのではないかとも思っています。
日本では簡単には首切りできません。
「とにかく休め、給料は払わないけど」というわけにはいきませんが、この補償があれば、経営者は休業中の従業員の処遇をそれほど気にしなくて良いわけですから。
昨日出た報道ですが、フリーランスや自営業に対しても1日当たり4,000円ほどの補償をするとかしないとか。これ、どうやって「コロナに関連する休業」と判定するのでしょうかね?
どちらにせよサラリーマンだから安定ということは無いと思います。
サラリーマンを雇っているのが自営業者であったり経営者であったりするので、そこが廃業したり倒産したら結局一緒です。
自分で色々な方策を考えられる自営業者や経営者の方が危機に対応しやすいとも言えます。サラリーマンだと社長や上司の決定に従うだけですから。