おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
昨日は半沢直樹の最終回でしたね。
大物政治家を退治するという結末でしたが、最終的には頭取が辞任、大和田も辞めると宣言し、半沢は残ると思われるような終わり方をしました。
サラリーマン社長は「自分の代で問題が出なければそれで良い、退職金さえもらえれば会社の将来のことなどどうでも良い」と考える方が90%だと思います。
このドラマに出ている頭取は、過去の清算と将来の道筋を付けることが自分の役割と考え、自らの銀行員生命をかけて銀行に尽くしていましたから、本当にレアな人物だと思います。
日本の上場企業の利益率が悪いのは、雇われ社長が自分の任期である3~5年程度のことしか考えずに経営をしているからだと思います。
必要な設備投資をしない(リスクを取らない)、必要なリストラをしない(悪者になりたがらない)、過去の不正を握り潰す
それと同時に、過去の不正などを自分の代できちんと公表した際に、引責辞任をしないといけないという風潮を無くさないといけませんね。