厚生年金はもとがとれない

最終更新: 2019年8月19日

おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。


先日、ニュースで「国民年金は支払保険料を短期間で回収できるが、厚生年金の支払保険料の回収には相当な期間がかかる」と言われていました。


国民年金は保険料約16,000円で、40年間支払うと、約65,000円/月をもらえます。

ですので、支払った期間の1/4の期間で回収できます。

40年間支払っても10年間受給されると、もとがとれるわけです。

つまり75歳になると損益は+になるわけです。


他方、厚生年金は収入によって保険料が変わりますが年収500万円という前提を置くと、

厚生年金保険料:500×18%=90万円 → 75,000円/月(※)

純粋な2階建て部分で言うと75,000-16,000=59,000円です。


(※)会社負担も合わせての金額。そもそもこの厚生年金の制度が無ければ給与の額面に加えられていた金額ですので、自分が負担していると考えるのが実態を表しています。


受け取れる年金額は2階建て部分で10.9万円(三井住友銀行の年金試算シミュレーションより)。


ここから計算すると、厚生年金部分のもとをとるには、支払った期間の1/2以上の受給期間が必要で、計算すると85.5歳まで生きないともとはとれないということです。


平均寿命から考えると、大半の男性は払い損のままこの世を去るという結果になります。

サラリーマンやってたらこの制度に強制加入です。

任意にすれば良いと思うのですが、、、年金制度って必要なんでしょうかね。国民の金融リテラシーが低い日本では必要なのかもしれませんが。

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