土壇場の節税
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
決算間際の土壇場で出来る節税は限られています。
・消耗品を大量に購入して経費にする
→ そんなに購入するものがない
・短期前払費用の特例を使う
→ そもそも経費が無い
・決算賞与を払う
→ 1人会社だと役員しかいないことになり無理
・保険に加入して損金処理する
→ 無駄な保険は要らないし、そもそも最近損金の要件が厳しい
と、方法自体はいくつかあるのですが、ビジネスモデルや会社の形態的に無理だったりするものも多いです。
とりあえずのその場しのぎとしては、「倒産防止共済」というものがあります。
実質的に貯金のような形で掛け金を支払い、それを損金に出来るというものです。
月額20万円まで、また1年分まで前払いでき、前払い分も損金に入れることが出来ます。
なのでMAX240万円まで入れられるということです。
ただし、累計で800万円までしか積立できなく、また解約時は当然益金に入ります。
保険と同様、いつ解約するかがポイントになりそうです。
自分の会社が10月末決算なのですが、想定より上振れしたのでこれを使ってみようかと思います。
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おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 菅内閣になって地銀再編が方針として掲げられていますが、現在、地銀の6割が赤字という異常事態です。 独立開業して以来、地銀の役割がよく分からなくなってきました。 大企業 → メガバンクから融資 中小企業 → 信用金庫から融資 あれ、地銀は?という感じです。 中小企業を設立してすぐに地銀に口座開設の申し込み