おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
所得税の納付方法は意外と皆さん知らない方が多いです。
実は私も、自分で納付したことは一度もありません。
士業の売上からは基本的に売上高×10.21%の所得税が源泉徴収されることとなっていますので、確定申告書を作成し、経費や所得控除を加味するとほとんどの場合還付になるためです。
還付の場合、確定申告書に還付金を受け取る本人名義の銀行口座を記載しておけば1ヶ月程度で還付されます。
では納付の場合はどうするのでしょうか?いくつか方法があります。
1.振替納税(口座振替)
2.納付書で納付(銀行窓口)
3.税務署で納付
4.クレジットカードで納付
(参考)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/qa/10.htm
昨年11月に自分の会社の法人税を納付する機会はあったので、私は4のクレジットカード納付を行ないました。クレジットカード納付は法人でも個人でも出来ます。
20代、30代の方であればクレジットカード納付を希望される方も多いです。
ただ、実際にどうやるのかは分からないという方が多いので、簡単なマニュアルを作成してメールでお送りしました。
マニュアルといっても、パワーポイントにSnipping toolで切り取ったクレジットカード納付の画面を貼り付けて、そこに簡単なコメントを記載するというものです。
「ここに確定申告書Bの47欄の数字を記入」とか「整理番号は入力不要」とか。
税金の納付の仕方が分からないだけで不安だとか、平日に税務署に行かないといけないの?とか思うと憂鬱ですよね。それを解消してあげるだけでも喜ばれるなということが分かりました。