おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
先日、お客様の家賃支援給付金の申請をサポートしましたが、持続化給付金とは比べ物にならないくらい難しいです。
まず、集める書類が多く、かつ、分かりづらい。
原則として2020年3月末時点で有効な契約書を用意する必要があり、契約が自動更新されている場合や、契約書が無い場合は定められたフォーマットに貸主の署名押印が必要になります。
また、過去3ヶ月の家賃支払いの実績が分かる資料も必要になります。
免除や猶予されている場合、これまた定められたフォーマットに記入する必要があります。
自分がどの書類が必要なのかを見極めるのがけっこう難しいですね。
申請には2つのハードルがありますね。
1つ目は最低限のPCスキル。色々な書類をPDFファイルにするなどの最低限のスキルは求められます。
2つ目は説明書を読む力。日本語力が無いと確実に途中で諦めます。
「何でこんなに分かりづらくするんだよ」と文句を言う方も多いですが、そりゃ数百万円のお金を配るのに簡単にし過ぎたら不正受給が後を絶ちませんから、仕方ないと思っています。
おそらく政府は、潰れるべき会社をこの機会に潰そうと考えているのではないでしょうか。
「こんなこともできないようであれば今後も自営業としては生きていけないので、雇われに戻りなさい」と言っているように感じました。