こんばんは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
来年の正月休みを1月11日まで伸ばしてはどうか?とか言われていますが、何を言っているんでしょうかね。。。11月になろうとしている今頃言い出して、実現できると思っているのでしょうか。
しかも”強制”ではなく”要請”ですから、「空気読んでね。さもないと”休暇警察”からオフィスに投石されても知らないよ」と言っているように私は聞こえます。
最近、雇用主に色々な責任を押し付けすぎていて、これって雇用には逆効果なんじゃないかと思ってしまいます。
人を雇用すると、、、
・厚生年金
・健康保険
・雇用保険
・労災保険
・源泉徴収や年末調整の事務
・給料には消費税が掛かっていないことになっているので、仕入税額控除を取れない
・有給休暇を与えないといけない
・ハラスメントリスクに注意しないといけない
などのデメリットがあります。
これらのデメリットを受けてでも雇用を生み出している中小企業の経営者は世間一般(特に雇われる側の人)が思っているよりも立派です。
「経営者は従業員から搾取している」ということを言う人が多いですが、搾取している経営者なんてほとんどいないのではないでしょうか。
上記のようなデメリットを受けている以上、普通の経営ではそれほど利益は出ません。
今のままだと正社員雇用という商慣習は無くなり、ほとんどが外注業者扱いのようになる日も近いかもしれないと本気で思っています。