おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
昨日軽く触れた『経営計画は利益を最初に決めなさい』の中に書かれていた指標の一つで”年計売上高”という指標が面白いと思ったのでご紹介します。
多くの会社では月商額を棒グラフにして管理していますが、その月商額が月・年度により大きく変動するので、それらのグラフは激しく上下して、その表からは何も読み取ることができません。グラフは一目で状況を読めるものでなくては意味が無いため、もっと良い指標で判断すべきです。
そこで出てくるのが”年計売上高”。
その月を含む過去12ヶ月の売上高を累計した12ヶ月分の数値を”年計売上高”と呼びます。
年計売上高だと、前年同期よりも増えていたら前月よりも数字としては大きくなります。
その年計売上高を折れ線グラフにすると、ここ最近の売上高の増減の動きが瞬時に分かります。
昨日、自分の年計売上高を作ってみましたが、会計事務所の経営だと、まずはこれさえ見ておけば良いかなと思っています。
直接原価が無く、固定費が月に数万円程度のため、売上の増減≒利益の増減
となっているためです。
労働集約型の仕事だと年計売上高を一つの経営指標にしてみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら。
https://gentosha-go.com/articles/-/10903
従業員を雇うとまた変わってくるのでしょうけど。