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安田 亮

源泉徴収票とマイナポ連携のFAQ

おはようございます!代表の安田です。


国税庁は2024年11月25日、「給与所得の源泉徴収票情報のマイナポータル連携に関するFAQ」を更新しました。この連携機能は、令和5年分の確定申告から開始され、源泉徴収票のデータをマイナポータル経由で自動的に取得し、確定申告書に反映することができます。この仕組みを利用するためには、勤務先(給与支払者)が源泉徴収票をe-Tax等で税務署に提出するなどの一定の要件を満たす必要があります。


今回の更新では、利用者向けと事業者向けそれぞれに関して、新しい情報が追加されました。


利用者向けFAQの主な変更点

マイナポータル連携で源泉徴収票情報を取得する従業員への通知について、FAQが見直されました。具体的には、給与所得の源泉徴収票がe-Taxにより提出された場合、従業員のe-Taxメッセージボックスに通知が届くようになっています。

通知が届くまでの期間が、これまでの「最大5日」から「1〜3日程度」に短縮される予定です。これは令和7年1月以降に適用される予定です。


事業者向けFAQの主な変更点

事業者がe-Taxで提出する源泉徴収票の枚数に関するFAQも見直されました。e-Taxソフト(WEB版)でCSVファイルを読み込んで送信する際、CSVファイルのレコード数が送信の上限を超える場合には、「CSVファイル等作成・分割ツール」を使って送信可能な件数に分割することが推奨されています。


マイナポータル連携の利便性を向上させる今回の変更は、従業員や事業者にとって、より迅速で効率的な税務手続きを可能にするための重要なアップデートです。特に、通知の短縮やCSVファイルの分割ツールの利用方法の明確化は、事業者にとっての利便性が向上し、年末調整や確定申告の処理をスムーズに行う手助けとなります。


税務手続きのデジタル化は進んでおり、これからも便利な機能が次々と導入されていくことが期待されます。会計事務所としても、これらの変更にいち早く対応し、お客様に適切なサポートを提供していきたいと考えています。

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