私は10万円給付、受け取ります → 行きつけのお店で使います

更新日:2020年5月4日

おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。


一人当たり一律10万円が支給されることとなりましたが、芸能人の中には「10万円寄附します」と表明する人がちらほら。


※ ちなみに税務では寄付ではなく寄附に統一されています


寄附するのは個人の自由ですが、いちいちSNSで書かなくて良いかなと思います。


日本はムラ社会なので、こういう風潮を作り出すと、ママ友の間などで「あなたは寄附したの?うちは全額寄附したけど」などという話題になりかねず、マウンティングに利用されることは間違いありません。


東日本大震災の際も監査法人内で「いくら寄附した?」という話題になっていました。

パートナーが1万円寄附したということを言っていましたが、それを聞いてシニアやスタッフなどの中には「パートナーなのにショボいよね」と言いだす人もいて、あくまで寄附は自発的行為なのでそれを押し付けるのはなあ。。。


規制対象でない業種のお店が開いているだけで、「うちは閉めてるのにあの店だけズルい」と言い出すムラ社会です。


逆に「私は受け取ります」表明しても良いかなと思ってこのタイトルにしてみました。


夢を売る職業である芸能人が、国から支給された10万円を寄附(言ってしまえば横流ししてるだけ)してイメージアップを図るのは何かなあ、、、いや立派だと思いますけどね。

ただ、「俺は寄附できるくらい余裕がある」という自慢と、国から支給された10万円を使ってイメージアップしようという意図が見えて何となく興ざめしている人も多いかと。


いや立派なんですよ。ただ「いちいち言わなくてえーねん」という点だけです。


東北大震災の際に黙って被災地を支援していた江頭2:50さんを見習うべきではないでしょうかね。

もしくは、「10万円受け取ります、それとは別で1,000万円を寄附します」くらいすれば誰も文句言わないでしょうけどね。額が桁違いなので寄附の効果はかなり大きいですし。


寄附を受け付ける公務員の手間が増え、結局、公務員の残業代に一部消えませんかね。その他の寄附を受け付ける団体にも“運営経費”というものは必ずあり、全額が自分が思っている使途に使われることはありません。ある程度はどこかの団体の手数料として消えていきます。


あるいは、芸能人も今後仕事に困る可能性は十分あるので、「自分も将来が不安なのでありがたく受け取っておきます」と言っても正直でイイねみたいな流れになるかもしれませんし。


また、これまでから分かっている通り、政府の対応は遅いので寄附の効果が民間に行き渡るには数カ月かかると思っておくべきです。


広告宣伝的寄附は、某クリニックの院長などの億単位の寄附が出来る真の富裕層に任せて、我々は地元の店舗でお金を落とすことで良いのではないでしょうかね。


困っているのは民間、特に飲食・小売ですから、そちらに直接お金を落とした方が良いと考えています。


私は、普段からお世話になっている行きつけのお店(今回の騒動で被害を受けた業種を中心に)などで消費することで、多少なりとも神戸の経済に貢献出来れば良いなと思っています。

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