おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
金曜日は午後から税制改正の研修会に行ってきました。
今日は、個人の税について書きます。消費税増税は以前から決まっていたものなので除きます。(関係ないですが、ブログで書くってことは自分の勉強にもなります、きちんと理解してから伝えようとしますので)
色んな所で変わっていたのが成人年齢の変更。これまで20歳で成人となっていたのが、18歳に変更になったので、税法において成人年齢が影響している箇所は18歳に変わっています。適用はまだ先ですけど。
あとは、目玉としては住宅ローン控除の期間延長。消費税増税の影響の分だけ、期間延長により住宅ローン控除を余分に取れるようになります。
家を買う購買意欲を落とさず、景気悪化を防ぐためだとは思いますが、特定の業界だけ優遇しているような気もしますし、なかなか難しい問題です。それなら住宅は軽減税率でというのもありだったかもしれませんが、そこまで露骨にすると他の業界から反発来るからですかね。
贈与税の特例(教育資金と結婚・子育て資金の一括贈与)に、受贈者側の所得制限が設けられたという変更もありました。この制度使ってる人あまりいないでしょうからあまり影響無さそうですが。
まあ今回の改正では全員に影響が出るような項目はそれほどないかな~という印象でした。