おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
今日は、法人に関する税制改正について書きます。
まず全体的には、大きな見直しはありません。
中小法人向けの様々な減税策は期間が延長しております。
800万円までの所得の軽減税率は2年延長です。私の会社ももちろんこちらに当てはまっているので、ありがたい。
あとは地方税の体系が変わっています。
事業税(地方税)の一部を「特別法人事業税(仮)」にして、これまで地方の税源だったものを国が一度徴収し、そこから各都道府県に配分することになるみたいです。
これにより東京都は4,200億円の減収になるということで、小池都知事が怒っていましたね。
ただ、納税者側からしたら税率に影響ないし、納める先もいったんは都道府県(そこから都道府県が国に納付する)なので実務に影響はありません。
今年は改正が少なくて楽そうです。