おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
先日、平成30年度の税理士試験の合格発表がありました。
マイナビさんのページにすごく見やすいグラフが掲載されていたのでぜひ見てください。
https://zeirishi.mynavi-agent.jp/helpful_mt/market/201812/279.html
受験者は平成21年の5万人から、平成30年には3万人まで、実に4割も減少しています。
合格者も減少しています。
なぜここまで減少しているのでしょうか?正直理由は分かりませんが、考えられるのは
・好景気で資格なんか取らなくても普通に就職できる
・AIに取って代わられる仕事として大々的に報道されたので人気が無くなった
・仕事が地味で、今の時代に流行らない
などです。
他方、若い受験生が減少した分、税理士業界は高齢化が激しく、平均年齢は65歳と言われています。
試験の受験者が減少すると、税理士に占める税務署OB税理士の比率が高まってしまうため、自然と平均年齢は上がってしまいます。
資格の予備校では、「平均年齢が高まる中、人手不足であり、チャンス!就職は売り手市場!」といった感じの宣伝文句で売り出していますが、どちらが実態を表しているのかは分かりません。
ただ、若い税理士にとってはチャンスだということはハッキリしていると思います。