こんにちは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
関東ではスーパーで食糧の買い占めが起きているようです。
トイレットペーパーやティッシュペーパーも同様に買い占められていましたが、これは情報リテラシーの低い方々が主にテレビを中心としたマスメディアに踊らされた結果と言えます。
いくら自分が情報リテラシーが高く、食糧の供給が困難になることは無いということを知っていても、周りが買い占めに走ると現実に食糧が無くなるため、自分も買いに行かざるをえなくなります。
これは私が入社したころの監査法人の労働環境にそっくりだなと思い出しました。
2008~2012年頃はまだまだサービス残業が横行しており、それが当たり前の時代でした。
能力の低い人ほど自分の成果の低さを時間でカバーするためにサービス残業をしていて、あまり管理能力のない管理職は就業時間の長短でしか部下の能率を判断しないので、残業が多い人には「もっと効率的に仕事しろ」と注意し、能力が低い人には何も言わないということが起きていました。
そうなると、能力が高い人まで残業時間の申請をしなくなり、どんどん職場がブラックになっていくのです(今の監査法人はそんなことないみたいですけど)。
私自身は残業代はほぼ全て申請していたので、残業時間の申請で言えば部門で1番多いくらいでしたが、実際は自分よりも残業している人はたくさんいました。管理職からは目を付けられていたみたいですが。
買い占めもサービス残業もいわゆる”チキンレース”です。
周りに抜け駆けみたいなことをされる可能性を考えた時や実際にそうされた場合に、どこまでビビらずに平常心を保てるか、合理的な行動を取れるかはすごく大事だなと感じました。
それと同時にレベルの高い環境に身を置くことが大事ですね。買い占めが起きるエリア、起きないエリアは割と分かれているようです。
収入を上げるためにも環境や付き合う人間を変えること、これが一番です。