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貸株サービスというものにやられました、、、


おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。


先日、自分の2018年の確定申告書を提出しました。還付申告なので、もう出せます。


公認会計士や税理士への支払報酬は、10.21%が源泉徴収されますので、年間で見るとけっこう源泉されるんです。


なので、住宅ローン控除を取れる期間は還付申告になることが多いのかなと思います。


ところで、証券会社から届いた特定口座年間取引報告書の配当金の欄に、私が一番多く持っている銘柄の名前が載っていない、、、


その銘柄から配当金をある程度もらっていたので、配当控除を取ろうと思っていました。


配当控除とは、法人税と所得税の二重課税を防ぐために、所得税額から受取配当金の10%分を税額控除してくれる制度です。これ以上詳しくは解説しませんが。


この銘柄、貸株サービスと呼ばれるものに提供していて、利子相当額をもらっていました。

この貸株サービスを利用すると、自分が持っている株を誰かに貸していることとなり、金利収入を得られます。


そして配当金も得られます。ただし税引後です(つまり、額面の8割くらいの金額です)。


そして、自分の確定申告をして初めて知ったのが、貸株サービスに提供している銘柄から入ってくる「配当金相当額」は配当所得にならないこと、つまり配当控除を取れないということ。そして、既に税金が引かれているはずの金額なのに、税引後の金額が雑所得になるということです。


完全に二重課税です、投資歴8年目を迎えようとしている中、こんなことも知らなかったのかと情けなくなりました。


泣く泣く雑所得できちんと申告しましたが、「いや、これ税金引かれた後の配当金の金額なんだけどな、納得いかないな」と数十回思いました。


証券会社は貸株サービスの良い面ばかり強調しますが、税金面では良いところは一ミリも無いので、解除しました。皆様も騙されないようにしてください。

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こんにちは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 安倍総理の辞任の速報を受けて、日経平均株価は600円ほど下がりました。 今後の株価はどういった動きをするかを予想してみました。 まず、全体の傾向としては下がると思っています。なので、全体として見たら売りかなと。 景気回復は2023年後半くらいからかなと勝手に予想しています。 現時点で日経平均は23,000円近く

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