資格試験を勉強する意味

おはようございます、神戸市中央区の若手公認会計士・税理士の安田亮です。


学生時代の勉強と言えば、基本的には「学校での勉強」でした。

国語・数学・英語・理科・社会、、、といったものです。


ですが、社会人になってからの勉強というのは、これらに限りません。

社会人は自分で稼いで、自分で食っていかないといけないので、「食っていくこと」に関わることの全てが勉強になると考えています。「食っていくこと」には人間関係も含みますから、まあ何でも勉強だと思ってやってみることが良いのでしょう。


たとえば、著名な経営者の本を読んだり、オペラを観に行って見聞を広めたり、海外旅行に行ってみたりすることさえも、ある種の勉強と言えます。


ですが、まずは最も分かりやすい「資格の勉強」に絞って記事を書いてみようと思います。


社会人になってから資格の勉強を始めた方も多いと思います。

私はこれまで監査法人と上場企業の経理部に所属していましたので、周りは会計・税務系の資格を勉強している方が大半でした。具体的には日商簿記、建設業経理士、税理士試験の財表・簿記論などです。

資格を取ったからといって、仕事が出来るようになるわけではありません。

ですが、社会人が資格試験を受ける・資格を取るということには2つの大きな意味があると思っています。


1つ目の意味としては、試験に向けて本気で勉強するので、知識が定着しやすいということです。私がこれまで何かしら資格の勉強をしてきたのはこの目的のためという部分が大きいです。


会社の指示で、単発物の簿記・経理のセミナーに行った新入社員。その後、簿記の勉強を自発的に継続するでしょうか。よほど意識が高くないとしないと思います。


自分のお金で受けているわけではないので、「ものにしてやろう」という気持ちを強く持てていないですし、単発物はそこで終わりですから。


継続的に勉強するためには、何かしらゴールがないとできないものです。

ゴールセッティングとモチベーション維持のために資格試験を自腹で申し込むのは有りだと思います。



2つ目は、転職の面接の際や、社内での異動希望を出す際などに、一定水準の知識の保証書のような役割をしてくれるということです。


転職では、一定年齢に達すると学歴や資格よりも職歴=実務経験が重視されるのは事実です。

ですが、実務経験は「その仕事をしていた」ということを示すことはできますが、実際に知識があるのか?ということまでは保証してくれません。履歴書の職歴欄(実務経験)に色々記載していても、ただの雑用的な仕事をしていた可能性もあるので、本当に知識があるのかの証明はできません。

一番強いのは、実務経験+それに関連する資格を有している候補者だと思います。

採用する側も ”ハズレ” を採ってしまうと責任問題になりかねませんから、「この実務経験とこの資格まで持ってるんだから、誰だってGoサイン出すでしょう」という状況が一番採用に前向きになります。


何度も言いますが、資格を持っているからと言って仕事が出来るとは限りません。が、知識の定着や転職等で他の候補者に差をつけるためにも、資格の勉強をすること、資格を取得することは意味のあることだと思います。

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