開業最初の1年を振り返って(2/2)
おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
今日と明日は近畿税理士会で丸々1日の研修です。つらい...
昨日の続きで2019年1月から。
<2019年1月>
正月に妻の実家の福井に帰省。
この月から確定申告シーズンに突入。
会社員のご夫婦から住宅ローン控除の申告の依頼をいただく。
住宅ローン控除だけを前提に価格提示をしたが、きちんと聞くと家の買い替えとのことで、譲渡所得の申告が必要だということが後で発覚。まあ良いかと思い、そのままの値段で受けるが、けっこう手間が掛かる。最初にそこを質問できなかった自分が悪いので、実力不足による自己責任。
顧問先の方の別会社の清算の申告業務を受ける。11月に既に1件清算申告をしていたのでスムーズに手続きを説明できた。
月末辺りに飲食系の個人事業主の方から確定申告の依頼を受ける。
行きつけの美容院の方の顧問契約がスタート。
freeeからの紹介で、税理士を探している個人事業主の方と面談。
神戸の比較的大きめの会計事務所と当事務所の2件で比較されたが、見事勝ち取る!この時もかなり嬉しかったです。→ 2月から顧問契約スタート。
弁護士をやっている高校時代の友人から「お客さんを紹介したい」と言ってもらい、一度その方と面談する。 → 4月から顧問契約をすることに!
生保一般課程試験を受ける → 無事に合格
<2019年2月>
連結決算の業務で、導入したシステムでのテストを行なう。かなり時間を要したが、無事成功。
会社員の傍ら副業としてネット系のビジネスをやっている方の申告業務の依頼を受ける。
地元のトップ企業に勤めている高校時代からの友人から、「子会社の新規設立業務をやっているんだけど、顧問税理士になってほしい」と言ってもらい、3月から顧問契約を結んでいただく。
消費税法実務能力検定1級を受ける → 無事に合格する。
<2019年3月>
確定申告シーズン終盤。
3月11日にミツモアで、神戸市中央区で確定申告の案件が2件募集されていたので2件とも応募し、どちらも受注できた。3月12日に2件ともさばく。
3月14日、確定申告期限前日だが、顧問先の知り合いの方から「自分でできると思っていたんですけど、無理そうなのでお願いしたい」とのお電話をいただき、その日のうちに何とか確定申告を終わらせる。 → 4月から顧問契約を結んでいただきました!お急ぎ案件はとにかく感謝される傾向にある。期限ギリギリの申告は受ける税理士があまりいないようなので。
CFP🄬エントリー研修を受ける。
<2019年4月>
1月に友人から紹介してもらった方との顧問契約が始まったが、去年までの申告書・決算書を見てみると間違いに気づく。税金的に損している方向の誤りなので、「更正の請求したら取り返せますよ」と提案し、2年分の請求を行ない、けっこうな額の税金を取り戻す。かなり感謝していただく。
freeeからまた1件紹介していただく。次は法人。1度面談して見積りを出し、検討していただくこととなる。
確定申告だけをサポートした方から、「顧問契約にするとなるといくらですか?」と聞かれたため、見積もりを出す。
<2019年5月>
知り合いの方から、法人3社の申告をいただく。これはけっこう大きかった。
4月に見積を出した方2件、どちらも失注。。。これはかなり凹みました。
ここまでは、お会いしてお話をして見積りを出した方からはほとんど受注できていたのですが、今回は2件とも価格面で更に安いところに依頼するとのこと。
格安系には価格面では勝てません(パートの無資格者使って適当に対応してれば月1万円とかで出来るんでしょうけど)。
相続税申告案件が始まる。
相続案件では色々と集める資料があるが、お客さんがとても丁寧・几帳面な方で、スムーズに話も進むし資料も集まる。
<2019年6月>
5月決算の会社の経営者の方から法人税申告の仕事をいただく。 → 7月から顧問契約を結んでいただく。
会計コンサルティング業務が2件始まる。当面は安定収益の基盤となりそう。
相続税申告のための実地調査を行なう。
土地の評価はかなり複雑なので、相続税申告の土地調査を多く経験している知り合いの税理士の方にサポートしていただく。
ビジネス実務法務検定2級&3級を受ける → 無事に合格する
<2019年7月>
1Q決算ということで、コンサルティング先の連結決算システムの本稼働が始まる。
自分も行って決算作業自体のサポートもし、無事に連結決算の数値を作ることが出来る。
サラリーマン大家さんの申告を受注する。
相続税の申告書を提出する。
<2019年8月>
知り合いの会計士の方から企業価値算定の仕事を回していただく。ものすごくいい経験になりました。あまり詳しくは書けないですが、久々にアカデミックなことやったなーと思う、CAPMとかMM理論とか。
開業してから2件目のHPからの問い合わせを受ける。
直接お会いしてお話しすると、現在の事務所の担当者が無資格者で、消費税の経過措置について聞いても、経過措置の概念を理解していないかのような回答をされ、「これじゃあだめだ」と思い、有資格者が直接対応している事務所に切り替えようと思い、お電話してくださったとのこと。契約に繋がれば良いですが、現在待ちという状況です。
・・・と、こんな感じで1年過ごしてきました。
会計士・税理士・FPの3本柱でやっていこうというスタンスでやってきていますが、今のところある程度うまく行っている感はあります。
出来れば売上構成比率を会計士:税理士:FP=4:5:1くらいに持っていきたいです。
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すべて表示おはようございます、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。 私が愛用している楽天モバイルは、楽天独自回線が入らない場合、auの回線を使えることとなっています。 ですが、楽天の独自電波のカバー率がある程度高くなったエリアでは、順次au回線の使用が出来なくなっていくようです。 幸い(??)神戸はまだ楽天回線の整備がそれほど進んでいないので、au電波も使えるようです。