おはようございます!代表の安田です。
国税庁はe-Taxシステムに関して、令和7年からいくつかの新機能を追加する予定です。これにより、利用者の利便性が向上し、税務手続きがより簡単になります。この記事では、改修される新機能について詳しくご紹介します。
個人向けの新機能
<スマホ用電子証明書の対応>
令和7年1月から、スマートフォンを使ってマイナンバーカードを読み取らなくても申告書の作成・e-Taxでの送信ができるようになります。これには、マイナポータルアプリを通じてスマホ用電子証明書を利用・登録する必要があります。
<マイページの情報拡充>
同じく令和7年1月から、マイページに「贈与税関係」の情報が追加され、過去にe-Taxで提出された贈与税申告書の参照が可能となります。
<ゆうちょ銀行のオンライン提出対応>
令和7年4月から、ゆうちょ銀行の口座振替依頼書兼納付書送付依頼書のe-Taxによるオンライン提出が可能となります。これにより、振替納税の手続きがよりスムーズに行えるようになります。
個人・法人向けの新機能
<税務代理人へのマイページ利用拡大>
令和7年5月から、e-Tax上で納税者と委任関係の登録を行なった税理士が、納税者のマイページの各税目に関する情報を参照できるようになります。この機能により、税理士が納税者に代わって必要な情報を効率的に把握することが可能となり、税務代理の手続きがさらに簡素化されることが期待されます。
これらの新機能により、e-Taxの使い勝手が大幅に向上し、手続きがより効率的になることが期待されています。
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