こんばんは、神戸市中央区のfreee専門会計事務所の若手公認会計士・税理士の安田です。
昨日、この本を読み終えました。

今、最も日本人が読むべき本の1つかもしれません。
感情ではなく、数字で客観的に物事を見ることの大切さが書かれています。
内容としては、人間の10の本能について書かれています。
1.分断本能
2.ネガティブ本能
3.直線本能
4.恐怖本能
5.過大視本能
6.パターン化本能
7.宿命本能
8.単純化本能
9.犯人捜し本能
10.焦り本能
この中で特に今知っておくべきなのはネガティブ本能、恐怖本能、過大視本能、犯人捜し本能、焦り本能です。
マスメディアはこれらの人間の本能を煽って視聴率を稼いでいます。
・ネガティブな情報に人間は反応しやすい
・不安を煽る情報に反応しやすい
・1つの恐ろしい実例に過大反応しやすい
・誰かを叩けば満足する(山梨の女性がまさにこれにやられています)
・とにかく何かしないといけないと焦ってしまう
ワイドショー見て不安を煽られる理由が全てここに書かれています。
一時的な視聴率稼ぎに走り不安煽りに走りましたが、今は逆にロケやドラマ撮影を出来なくなり、自分たちの首を絞めているのが何とも皮肉ですが、、、
自分たちにも不利益が出てきてから一気に「経済活動再開しろ」という論調に変わってきています。メディアの本質を見た方が良いですね。