納税証明書の取得はオンラインが便利
- 安田 亮
- 4月27日
- 読了時間: 2分
おはようございます!代表の安田です。
融資の申込みや官公庁への手続きの際に必要になる「納税証明書」。本来であれば税務署に足を運んで申請・受け取りを行うところですが、オンラインでの取得も可能であることをご存じでしょうか?
この記事では、e-Taxを利用した納税証明書の取得方法について、実務での利便性とあわせてご紹介します。
■納税証明書のオンライン請求とは?
国税庁の提供するe-Taxシステムを使えば、自宅やオフィスから納税証明書の交付を申請することが可能です。
主な流れは以下のとおりです:
e-Taxソフトで交付請求データを作成
電子署名と電子証明書を添付して送信
発行準備完了の通知が届いたら、30日以内にペイジー対応のネットバンキング等で交付手数料(370円)を納付
納付が確認されると、e-Taxのメッセージボックスから電子ファイル形式の納税証明書をダウンロード
証明書のPDFはコピー利用も可能なため、複数提出先がある場合にも便利です。
■書面での取得もオンライン請求で対応可能
提出先によっては「電子ファイルはNGで紙の原本が必要」というケースもあります。その場合でも、オンライン請求は可能です。
e-Taxで請求を行い、交付手数料と郵送料を一緒に電子納付することで、税務署から書面の証明書を郵送してもらえます。来署せずに済むため、時間と手間の削減になります。
■電子証明書がない場合の対応は?
もし電子証明書やマイナンバーカードをお持ちでない場合でも、e-Tax経由で請求データの送信自体は可能です。
ただしこの場合は、指定した日(請求日から10日以内)に税務署へ出向き、本人確認書類と手数料(現金)を持参して、証明書を受け取る必要があります。窓口での受け取りは時間を要する可能性もあるため、請求日より後の日を来署予定日として選ぶのが無難です。
■まとめ:オンライン請求を積極活用しよう
業務の効率化が求められる中、納税証明書のオンライン請求は非常に有効な方法です。e-Taxの操作に不安がある方も、慣れれば非常に便利なツールですので、ぜひ一度お試しください。

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