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国税庁「年末調整特設ページ」を公表

  • 執筆者の写真: 安田 亮
    安田 亮
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

おはようございます!代表の安田です。


今回は、国税庁が公開した「年末調整がよくわかるページ(令和7年分)」についてご紹介します。年末調整を担当される企業担当者や、対象となる従業員の方にとっても役立つ内容です。


年末調整特設ページの概要

国税庁は令和7年分の年末調整に関する情報を集約した特設ページを9月24日に公開しました。このページでは以下の内容がまとめられています。

  • 給与支払者(会社側)向け情報手続きの流れや必要書類、改正項目への対応方法など

  • 従業員向け情報控除申告書の書き方や提出方法、年末調整で確認すべきポイントなど

  • 改正対応情報令和7年度改正による基礎控除の見直しなど、今年度の注意点


新たに公開された「年末調整計算シート」

今年度から新しく 「年末調整計算シート(令和7年用)」 が提供されています。

従業員の給与総額や扶養親族の人数を入力するだけで、源泉徴収税額の計算が効率化できるツールです。Excelに不慣れな方でも使いやすい設計となっており、実務の大幅な効率化が期待できます。


住宅ローン控除「調書方式」パンフレット

併せて、「『調書方式』による住宅借入金等特別控除の適用」について解説したパンフレットも公表されています。住宅ローン控除を調書方式で適用する場合の留意点がまとめられており、特に住宅ローン控除を利用する従業員がいる企業にとっては重要な資料です。


税理士からのアドバイス

  1. 改正点を早めに把握令和7年度改正に伴う基礎控除の見直しなどは、従業員への説明が必要です。会社側は早めに情報を整理し、年末調整の準備を進めましょう

  2. 計算シートの活用実務の効率化に直結するため、従来の手作業計算からの移行をお勧めします

  3. 住宅ローン控除の確認「調書方式」を利用する場合は、必要な書類や従業員への案内を忘れずに行うことが重要です


まとめ

年末調整は毎年の業務ながら、税制改正や様式変更が重なると煩雑になりがちです。国税庁の特設ページや新しい計算シートを活用し、効率的かつ正確に対応していきましょう。


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